呼吸の重要性って?
ピラティスにおいて、呼吸は単なる酸素の出し入れではなく、「体の機能を整えるための重要な要素」です。
特にピラティスでは、一般的な腹式呼吸ではなく「胸式呼吸」をベースに動いていきます。
この呼吸を正しく行うことで、体幹の安定性が高まり、姿勢改善や不調の予防につながります。
この記事では、医療国家資格(作業療法士)とピラティス国際資格(PHIピラティス)を持つインストラクターの視点から、ピラティスが呼吸の改善に効果的な理由とそのメカニズムを、わかりやすく解説します。
ピラティスで使う胸式呼吸とは?
ピラティスで行う呼吸は、肋骨を横に広げる「胸式呼吸」です。
特徴
・息を吸うと肋骨が横や後ろに広がる
・お腹は大きく膨らませない
・吐くときにお腹を軽く引き締める
この呼吸により、インナーマッスル(特に腹横筋・骨盤底筋・横隔膜)が連動して働きます。
では、なぜ腹式ではなく胸式なのか?
腹式呼吸はリラックスには有効ですが、ピラティスでは体幹の安定を優先します。
腹式呼吸ではお腹が前に出るため、動作中の体幹のコントロールが弱くなりやすい一方で、胸式呼吸ではお腹の引き締めを維持したまま呼吸できるため、安定した動きが可能になります。
呼吸がもたらす3つの効果
① 体幹の安定(コアの活性化)
呼吸により腹横筋や骨盤底筋が働き、天然のコルセットのように体を支えます。
これにより腰痛予防や姿勢改善につながります。
② 自律神経の調整
呼吸は自律神経と密接に関係しています。
特に「吐く呼吸」を意識することで副交感神経が優位になり、ストレス軽減やリラックス効果が期待できます。
③ 姿勢改善・肩こり軽減
現代人は浅い呼吸になりやすく、肋骨の動きが制限されています。
ピラティスの呼吸で肋骨がしっかり動くようになると、猫背や巻き肩の改善にもつながります。
呼吸がうまくできない原因
ピラティス初心者の多くが「呼吸が難しい」と感じます。主な原因は以下です。
・肋骨が硬い(デスクワーク・猫背)
・肩や首に力が入る
・呼吸と動きを同時に行うことへの慘れ
特に姿勢不良があると、そもそも肋骨が動きにくくなっています。
【正しい呼吸のコツ】
呼吸を身につけるためには、以下のポイントが重要です。
・肩を上げずに息を吸う
・肋骨の横と後ろに空気を入れるイメージ
・吐くときにお腹を軽く締める
・最初は動きを止めて呼吸だけ練習する
無理に大きく吸おうとせず、「コントロールすること」が大切です。
ピラティスの呼吸で身体が変わる?
呼吸が変わることで、体の使い方が根本から変わります。
・インナーマッスルが自然に働く
・無駄な力みが減る
・動きがスムーズになる
・疲れにくい体になる
つまり、呼吸は「エクササイズの質」を左右する要素です。
まとめ
ピラティスにおける呼吸は、単なる呼吸法ではなく、体を整えるための土台です。
・胸式呼吸で体幹を安定させる
・自律神経を整える
・姿勢や不調の改善につながる
呼吸を意識するだけで、ピラティスの効果は大きく変わります。
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