「健康診断で側弯症と言われた」
「肩の高さが左右で違う気がする」
「腰や背中の痛みが続いている」
「側弯症でもピラティスはできる?」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
側弯症は背骨が左右に弯曲し、ねじれを伴うことが多い疾患です。程度によっては症状がほとんどない場合もありますが、姿勢の崩れや肩こり、腰痛、疲れやすさなどにつながることがあります。
ピラティスは側弯症そのものを治す治療ではありませんが、身体の左右差を整え、姿勢や体幹機能を改善することで、日常生活の質(QOL)の向上が期待できる運動です。
今回は、側弯症とピラティスの関係について詳しく解説します。
側弯症とは?
側弯症とは、背骨が正面から見て左右に10度以上弯曲し、さらに背骨がねじれる状態を指します。
代表的な種類には以下があります。
⚫︎特発性側弯症
最も多いタイプで、特に思春期の女性に多くみられます。
原因は明確にはわかっていません。
⚫︎先天性側弯症
生まれつき背骨の形成異常によって起こります。
⚫︎神経・筋原性側弯症
脳性麻痺や筋ジストロフィーなど、神経や筋肉の病気が原因となる側弯症です。
⚫︎機能性側弯症
脚長差や筋肉の緊張、姿勢の偏りなどによって一時的に起こる側弯で、原因が改善すると軽減することがあります。
側弯症で起こりやすい症状
側弯症では、
• 肩の高さが違う
• 肩甲骨の位置が左右で異なる
• ウエストラインが左右非対称
• 骨盤が傾く
• 背中や腰の痛み
• 肩こり
• 疲れやすい
• 呼吸が浅くなる(重度の場合)
などの症状がみられることがあります。
ピラティスが側弯症に役立つ理由
① 姿勢の左右バランスを整える
側弯症では、左右どちらかの筋肉が過度に緊張し、反対側は弱くなっていることがあります。
ピラティスでは左右の筋肉をバランスよく使いながら身体をコントロールするため、姿勢の偏りを改善するサポートが期待できます。
② 体幹の安定性を高める
ピラティスでは、
• 腹横筋
• 多裂筋
• 骨盤底筋
• 横隔膜
などのインナーマッスルを活性化します。
体幹が安定すると、背骨への負担が軽減し、日常生活でも良い姿勢を維持しやすくなります。
③ 背骨の柔軟性を保つ
側弯症では、一部の筋肉や関節が硬くなりやすく、動きに偏りが生じることがあります。
ピラティスでは背骨を「曲げる・伸ばす・回旋する・側屈する」といったさまざまな方向へ無理なく動かすため、背骨や胸郭の柔軟性維持に役立ちます。
④ 呼吸機能の改善
側弯症では胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなる場合があります。
ピラティスでは胸郭を360度広げるような呼吸を意識するため、
• 呼吸筋の活性化
• 胸郭の可動性向上
• 呼吸のしやすさ
につながる可能性があります。
⑤ 肩こり・腰痛の軽減
姿勢の偏りによって一部の筋肉へ負担が集中すると、肩こりや腰痛が起こりやすくなります。
ピラティスでは身体全体の使い方を見直すことで、筋肉への負担を分散し、不快感の軽減が期待できます。
ピラティスで側弯症は治る?
結論として、構築性側弯症(特発性側弯症など)の背骨の弯曲そのものをピラティスだけで改善することは難しいとされています。
しかし、
• 姿勢改善
• 痛みの軽減
• 柔軟性向上
• 筋力維持
• 呼吸機能の改善
• 日常生活の動きやすさ
といった点では、多くのメリットが期待できます。
また、機能性側弯症では、原因となる姿勢や筋肉のアンバランスを改善することで、側弯が軽減する場合もあります。
側弯症の方がピラティスを行う際の注意点
安全に取り組むために、以下の点を意識しましょう。
• 自己流ではなく専門家の指導を受ける
• 痛みを我慢して行わない
• 弯曲の程度に合わせて運動内容を調整する
• 呼吸を止めずに行う
• 医師から運動制限がある場合は指示に従う
特にコブ角が大きい方や、装具療法・手術歴がある方は、医師と相談したうえで運動を行うことが大切です。
こんな方におすすめ
• 側弯症と診断された
• 姿勢を改善したい
• 肩こりや腰痛が気になる
• 身体の左右差が気になる
• 運動不足を解消したい
• 無理なく身体を動かしたい
まとめ
自由が丘・大岡山エリアでは、『HAL Pilates ハルピラティス』で専門的なピラティスを受けることができます。
側弯症のある方でも、身体の状態に合わせて負担の少ないエクササイズを選択し、安全に運動を進めていきます。
「姿勢を整えたい」「肩こりや腰痛を改善したい」「安心して運動を始めたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
作業療法士が監修する、女性専用のパーソナルピラティススタジオで、一人一人に合わせた姿勢・動作分析をもとに、完全オーダーメイドでのピラティスプログラムを考案します。
あなたもぜひ一度、ピラティスで身体の変化を体感してみてください。


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