「身体を柔らかくしたい」「首や肩のこりが気になる」「腰痛を改善したい」
このような悩みを持つ方なら、一度はストレッチやピラティスに興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
しかし、この2つの違いや効果がはっきりとわからず、結局まだ試していないという方も多いのではないかと思います。
実はこの「ストレッチ」と「ピラティス」、目的も、使う筋肉も、神経学的なアプローチも全く異なるエクササイズなのです。この記事では、医療国家資格(作業療法士)とピラティス国際資格(PHI)ピラティスを持つインストラクターの視点から、専門的な視点でこの2つをわかりやすく解説します。
何が違うの?
まずは目的の違いから両者を比較していきます。
・ストレッチ
筋肉を伸ばすことで筋肉を緩める目的。主に表層にある筋肉(アウターマッスル)を伸ばしていく。
・ピラティス
姿勢をキープする筋肉を活性化させる目的。筋肉が使われずに硬くなる原因から根本的に修正する。主に深層筋(インナーマッスル)を使って筋肉の緊張を整える。
さらに細かく、解剖学的な違いを見てみましょう。
・ストレッチ
「表層筋」が刺激される:太ももの筋肉(大腿直筋)、背中の大きな筋肉(広背筋・僧帽筋)など目で見える筋肉や触れやすい筋肉をしっかりと伸ばして緊張を緩める。
・ピラティス
「深層筋」を働かせる:背骨の近くにある細い筋肉(多裂筋)、内臓に近い腹筋(横隔膜・腹横筋)や骨盤を内側から支える筋肉(骨盤底筋)を使って、呼吸や姿勢、安定した動きを再学習する。
このようにストレッチは「柔らかくする」、ピラティスは「安定させる」という面で大きな違いがあるのです。
どっちを選ぶべき?
あなたの悩みや目的に合わせて、おすすめの選択を紹介します。
【肩こりを治したい】→ ピラティス × 胸・肩のストレッチ
ストレッチで筋肉を緩めて関節の動きを良くすることで、ピラティスの効果がアップし、より効率的に姿勢や動きを整えることができます。痛みやこりの原因になる可動域の低下も予防できます。
【猫背を治したい】→ 上半身ストレッチ × ピラティス
猫背は長期間の崩れた姿勢により起こります。上半身の筋肉をしっかりと伸ばした上で、ピラティスを行い骨の位置を正しく整えることでより持続性もアップします。
【ぽっこりお腹が気になる】→ ピラティスで姿勢矯正
ぽっこりお腹の原因は、骨盤が前に反り出していることにより腹筋が使えていないことが原因である可能性が高いです。お腹や骨盤周囲のインナーマッスルを鍛えて、骨盤の位置を整えることで、ぽっこりお腹の解消につながります。
【産後の骨盤の歪みが気になる】→ ピラティスで骨盤ケア
産後は骨盤底筋という骨盤や内臓を支える筋肉が緩んでいることが多いです。尿もれや骨盤の不安定感を解消するためには、ピラティスで骨盤や脚の筋肉を活性化させることが重要です。
まとめ
痛みや姿勢改善には、ストレッチだけでは足りないことが多いです。ピラティスで「姿勢・動きの安定」を身につけ、ストレッチで「しなやかな柔軟性」を補うのが最適と言えるでしょう。
さらに、ストレッチをしてからピラティスを行うことで、関節の可動域が広がり、正しい姿勢のキーぴ力も向上します。
自由が丘エリアでは、この2つを同時に行えるスタジオがあります。
『HAL Pilates ハルピラティス』では、作業療法士とピラティス国際資格を持つインストラクターが監修したプログラムで、ストレッチとピラティスの両方を同時に行うことができます。
また、スタジオは女性専用で完全パーソナルレッスンのため、安心できるプライベート空間でレッスンを受けることができます。


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