O脚・X脚は治せる!? ピラティスの効果を解説

O脚・X脚の改善にピラティスが効く？

「足を閉じても膝がつかない」

「膝はつくけど足が開いてしまう」

「脚の歪みが気になって履きたいパンツを履けない」

こんな悩み、ありませんか？それはO脚・X脚かもしれません。

骨盤の歪み・身体を支える筋力の低下・日常の姿勢が悪いことで、脚の本来の位置から崩れ、関節が歪んでしまうのがO脚・X脚の主な原因です。

股関節の内旋が過剰なX脚、逆に内旋が苦手なO脚。この歪みは、見た目だけでなく膝痛・腰痛・姿勢の崩れや歩行能力の低下につながる可能性もあります。

それぞれのクセに合わせて姿勢や筋肉の使いかたを修正していくことで、これらは改善して行きます。

そこで、ピッタリなエクササイズが「ピラティス」です。ピラティスでは骨盤や背骨、足の骨の位置関係を修正しながら、正しい姿勢や動きを身につけることができます。これにより、本来の脚の形を取り戻すことができ、O脚・X脚が改善するというわけです。

この記事では、O脚・X脚の改善にピラティスが効果的な理由とその改善法を、医療的な視点からわかりやすく解説します。

O脚は医学的には”内反膝”といわれます。

・膝が体の外側に傾く状態（内反）

・大腿骨（腿の骨）は外側に開いている（外転）

・下腿（すねの骨）は内側にねじれている（内旋）

・足の裏は内側が浮いている（回外・ハイアーチ）

・膝の内側や股関節・足部の外側にストレスがかかる

このような特徴を持つのがO脚です。

X脚は”外反膝”といわれ、O脚と逆の状態を示します。

・膝が内側に寄り、くっつき過ぎている状態（外反）

・大腿骨（腿の骨）が内転（内側に閉じている）内旋（内側にねじれている）

・足部はぺたっと足の裏がついた状態（回内・扁平足）

・膝の外側、足首の内側に負担がかかっている、股関節の詰まり感を感じる

以上がX脚の特徴です。

①アンバランスな筋力

太ももの内側の筋力が弱く、外側の筋力が比較的強い場合、X脚が発生するリスクが高まります。O脚はその逆の現象が考えられます。

②悪い姿勢・歩き方

”あぐらや横座りの姿勢で長時間過ごす”　”内股（ガニ股）で歩く癖がある”

このような姿勢不良や歩き方の歪みが習慣化することで、O脚・X脚となる原因となります。

③遺伝・成長過程

具体的には、親や親戚にX脚の人が多い場合、遺伝的な傾向があると言えるでしょう。また、成長過程での急激な身長の伸びで体のバランスが崩れたり、激しい運動習慣がX脚を引き起こすこともあります。

ピラティスは、筋肉と骨の位置やバランスを整え、正しい姿勢や動かし方に導くための

「姿勢の再教育メソッド」です。

呼吸や体幹の安定性が向上することで、本来の骨の位置関係を取り戻し、O脚やX脚でみられる、筋肉のアンバランスや日常の姿勢を改善することができます。

ピラティスを行う際に注意したいことは、O脚・X脚の状態は体への負担がすでに大きいことです。

特にこれからピラティスを始める方には、始めにパーソナルピラティスのレッスンを受けることをおすすめします。さらに、専門的な知識を持ったインストラクターの在籍するスタジオを選ぶことが重要です。

身体への負担を考慮しながら、より効果的なエクササイズを選択することで、O脚・X脚のスムーズな改善が期待でき、無理なエクササイズによりケガをするリスクも防ぐことができます。

自由が丘エリアのパーソナルピラティススタジオでは、HAL Pilates ハルピラティスがおすすめです。

医療国家資格（作業療法士）とピラティス国際資格（PHIピラティス）を保有するインストラクターが監修しているスタジオで、安心してピラティスのレッスンを受けることができます。